兎心の宝箱2【短編集】


近くにドラゴンが落ちてくる。その音が鳴り終わるのを待ってからメビウス1は口を開いた。

「お前で最後だ」

「そちらもな」

ターゲットサイトの先には、魔法使いの後頭部。炎に巻き込まれた瞬間、バックステップで避けきれないと判断したメビウス1はAMTSから緊急脱出を試みた。そして直撃を避けたメビウス1は、爆風でボロボロになりながらも立ち上がった魔法使いにハンドガンを向けた。