兎心の宝箱2【短編集】


二人が、マイクロミサイルを発射したのを横目にメビウス1は加速する。魔法使いがそれを迎えうち魔法陣を展開した。たちまちの内に、人の腕程の大きさのつららが空中に複数現れ、雨のように降り注ぐ。

「魔法が使えるからってぇぇ!」

アイシールド内のレティクルがメビウス1の目の動きに合わせて、つららをロックオン、マイクロミサイルを射出する。全てのつららがマイクロミサイルに撃墜され、その白煙の中をメビウス1が魔法使いへ肉薄した。その手には、ハンマーが握られている。