兎心の宝箱2【短編集】


メビウス2は、大きく迂回し近くの傾いた鉄塔に足を掛けるとブースターの力で強引に登る。その行動には気づかずに、ドラゴンはメビウス5に再々度炎を吐いた。メビウス5は炎に飲み込まれ、その熱に溶解し、跡形も無くなるまで弾丸を吐き出し続けた。

ズンッ。

長時間炎を吐き出したドラゴンが口を閉じた瞬間、ドラゴンの背中に衝撃が走る。鉄塔の高さとブースターを利用したメビウス2が、ドラゴンの背中に着地したのだ。