「ただ生きていく事が幸せな訳じゃない。アナタが絵を諦めた時点で、私の幸せは無くなるわ。一緒にいる事で重荷になるくらいなら、私は美香を連れてここから出て行く」 その言葉に何も返せなかった俺を見て、君は本当に次の日出ていってしまった。 離婚届をおいて……。