「何と言おうとあたしは日本人です。」 「むっ…咲夜の馬鹿!」 「何とでも」 そうこうしている内に、新幹線は京都駅に停車した。 「ほら、七海。置いてくよ。」 あたしは荷物を持って降りる。 「待って!」 そうして、あたし達は集団の中へ入って行った。 これから自分の身に何が起ころうとも知らずに…。