「悪いな。気ぃ悪くしないでくれ。

俺は二番隊組長、永倉新八。よろしくな、咲夜。」





「おうおう、新八。抜け駆けはいけねぇよ。

俺は、十番隊組長原田佐之助ってんだ。」




「俺、八番隊組長藤堂平助。
困ったことあったら俺に言え。あいつらじゃあ頼りねぇからさ。」






「言ってくれるね、小僧。」




「こっちはおめぇより長く生きてんだ。頼りになるに決まってんだろ。」





「三人共うるさいですよ。静かにして下さい。」













あたしは一人取り残されたような気がする。