「その…いろいろあって…暫く帰りたくない、かも…」
こう言うことしか出来ない。
「そうか。それならば、暫くここにいると良い。」
「なっ?!近藤さん!」
「良いんですか?」
あたしは素早く頭を上げる。
「あぁ。その代わりに、家事の手伝いを願いたい。良いかい?」
「はい!」
あたしは満面の笑みで答えた。
近藤、土方、両者共に頬を赤らめていることも知らずに。
こうして、咲夜の幕末Lifeが幕を開けた。
運命の歯車がゆっくりと回り始める。
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