「下ろしてよ。っていうか何プレイですか、これ。」
あたしは縄で体を縛られ、天井から吊されている。
「吐かねぇと痛い目見るって言ったろ。
これからお前を拷問すんだよ。」
「はっ?!ふざけないで!
下ーろーせー!」
何がなんでもあたしの貞操を守らなくては!
「下ろせ、下ろせ、下ろせ、下ろせ、下ろせー!」
「うるせぇ!」
その瞬間、あたしの着物は剥がされていた。
上半身が露となり、涙目で睨むと、あちらさんも、晒しを巻いている体を見てうろたえている。
「…お前、女だったのか?」
「見ての通り。だから下ろして。」
ってか、男だと思ってたのか。あたし凄くない?
「それとこれとは別だ。吐くまで下ろさん。」
そう言い、土方は竹刀を持って来た。
「まさかっ、それで殴んの?!」
「吐くまでな。」
これは本当にまずいかも。
土方が竹刀を振り上げたその時-