なので最近は図書館からCDを借りてガマンしております。


でも新作はあんまり……いや、古典は古典で勿論いいのですが。


ちなみに一番好きなのは、俗だといわれようが何だろうが昭和の爆笑王の名をそのままあの世へ持って行ってしまった『林家 ○平』師匠です。


今の○平の名前は息子さんが引き継いでおられますが、やはり先代の○平師匠はあたしに取って最高の笑いを与えてくれます。


落語家であれだけ色々とやられたのは本当に○平師匠以外居ない稀有な存在、多分こういう方はもう出ないんでしょう。


本業の方はどうだったかはまあ諸説ありますが、現存する噺の映像を観ていると実にサービス精神旺盛で。


噺の途中だろうが何だろうがお客さんをイジりまくって、それが愛嬌で許されるというの所がまたいいんですよ。



いいんです! そういうのが好きなんです!


何の鎖にも縛られず、かと言って自由奔放という訳でもなく人知れない場所で悩んでいる所なんか最高ですよ。


表は光、裏は影。


だからあんなに輝いて、消えて行った。


ってこんなの読んでも多分お若い読者の皆様には意味が通じないとは思いますが、まあ、そういう噺家さんもいらしたって事でね。


では。