「なら…あんたのそのヌルヌルな足も
 切った方がいいじゃん!」

思い切って叫んでみた。

でもほんとだもん。

触った瞬間悪寒が走ったもん。

暗闇のせいで男の顔は分からなかったが
プルプルと動いていた。

「てめえ…俺がずっと盗られない様に
 見てたのにその言い草はなんだよ!」