「うん。お母さん、用があって来れないみたいだから。あ、これプリン」


あたしはお姉ちゃんにプリンを差し出す。


「ありがとー♪ここのプリンおいしいんだよねー」


お姉ちゃんはそう言いながら、プリンが入った箱を開け始めた。