向日葵と。

なんて鋭いんだ、この子は。





｢えっ、


陽奈、松永のこと好きなんー!?｣




早は大声を出した。







｢うるさいってば｣






あたしは
しーっと、早に言った。




早はごめん、ごめんと言った。




今ので


みんなに知られたよね、



きっと;




｢で、どうなの？｣





唯は真面目な顔をして聞いてきた。





｢あたしら、長い付き合いでしょ。なんでも話してよ｣





早も言った。






あたしは苦笑した。







あたしは結局この２人には

隠しごとができないんだ。