「ねー、 陽奈聞いてるー?」 唯は あたしの顔をのぞきこんた。 「あっ、 うん!聞いてるよっ クリスマスの話でしょ?」 「…陽奈、なんかあった? 確実に変。」 早が心配そうな顔で聞いてきた。 「ううん、大丈夫だよー」 「さては、 松永裕太だな?」 唯がニヤッと笑った。