水色の記憶(更新中)


あの公園は幼稚園の頃、ミキとよく遊んだ公園だ

二人の思い出が詰まった場所

俺はどうしてもそこで告白したかった


待ち合わせ時間になってもミキが来ないから少し心配したけど…

掃除当番だったらしく、走ってきた

「ごめんね!」

と謝るミキを俺の隣に座らせた

そして…

「俺ずっと、ミキのこと好きだった」

今までの思いを打ち明けた

「ミキは俺のことどう思ってるの?」

ミキはびっくりしたように目を見開いて…

泣いて…る??

……やっぱり嫌だったかな

「ミキも…!」

え…?

「ミキも……ふぇっ……健ちゃんのこと…うっ…大好きっだよ!ずっと…ずっとっ…好きだったよぉ…」

まじで??

俺はミキを抱きしめた

そして、初めてミキにキスをした

めちゃくちゃうれしい…

一生大事にするからな

絶対、泣かせないからな