魔法のホウキ


「瀬良、ちょっと足動かさないで。」




「あ、うん…………って!!
いいよ!!湿布くらい自分で貼るから…」





なんと、桜井くんは屈んであたしの足に湿布を貼ろうとしている。








めっちゃくちゃ恥ずかしい…!!


でも桜井くんは湿布を貼る手を止めない。




「いいよ、ここまできたら俺に任せて。」




やけに静かに話す彼に、あたしは何も話せなくなった。