魔法のホウキ


「あと今日早く行ったら、……会えるかな~と、思って。」






え…??



「会えるって…?」


「あー、うん、…瀬良に。」


「……!!?」




あ、え、あたしに!?




「瀬良も100mだから、もし居たらなーって。」




桜井くんは、あの50mのタイムを答えた時の無感情な声とは全く違う優しい声で話していた。