「…?? …………あ。」 ボールを持ったまま振り向いて、桜井くんはあたしに気付いたみたいだ。 ってかやばい、気づかれた。 ここは逃げるべき?? だって授業中にだって怒られちゃったし、気まずいもんね…。 何事もなかったかのように、あたしは体育館の女バド側に行こうとした。 ――そのとき。