「えー桜井くんて足速ーい!!」 「あたし遅いからコツとか教えてほしーなぁ♪」 みんな、すごいなぁ。 さっきのこともあったし、まったく気にならないわけじゃないけど…。 女の子たちが騒いでるのが興味がなくなったあたしは、机に顔を伏せた。 そして、あたしは眠りの世界に落ちていった。