「うぅん、…中入ろっか。」 「あぁ。」 あたしたちが中に入ると、既に中は静まりかえっていて、とてもクラスの列に入れる雰囲気ではなかった。 桜井くんが岸山先生に言ってきてくれたから、あたしたちは体育館の一番後ろで話を聞くことにした。 ―スト… あたしはとりあえず座った。