魔法のホウキ


そのときだった。



“パーン”

「…瀬良」



3列目のスタートと同時に、後ろから聞き慣れた声がした。





振り返ると、桜井くんがかなりの距離に立っていて。





……近い…!!







そんなあたしの別の緊張なんかお構い無しに、桜井くんは言った。