「ん。じゃぁ明日な!」 「うん!」 桜井くんの背中と手元のねこじゃらしを見ながら、ふと今朝のことを思い出してしまった。 田上…………、どうしたらいいのかな。 生まれてこのかた「告白される」という経験はゼロだった。 しかもまだはっきり言われたわけじゃないのよね…。 夕日に染まる線路沿いの道を、俯きながら歩いた。