ただあたしは初めての覚醒剤に驚きもせず見ていた。みゆきさんは慣れた手つきで自分の腕に注射器を打った。


そして化粧を始めた。気にいらなかったらしく化粧をしては洗い流しの繰り返しだった。時刻はAM2:00を回っていた。あたしは眠かった。


「みゆきさんまだ?眠いよ…」とゆうとみゆきさんは「眠い?じゃあこれ舐めてみたら眠気覚めるよ。」とあたしに覚醒剤のかけらとジュースを差し出した。