毎日遊んでいる内にあたしは夜一人になる家より、一緒に居てくれるとしの家に住むようになった。母親はあたしが家に帰らなくても何も言わなかった。


としの家に住みだしてから二ヶ月くらいした頃、前の仕事を辞めたあたしは違う仕事を探していた。とりあえず喫茶店で働いたけど馴染めずすぐに辞めた。そんなあたしを見てとしが言った。


「お前昼の仕事できないなら飲み屋で働けよ。」あたしは何も言い返せずとしに言われるまま飲み屋で働く事にした。


あたしはとしが決めた店で働いた。裏切られているのも気付かず…