地下街のパン屋さんでパンとジュースを買い食べた後ゆりを探した。だがゆりとは大阪で会う事は二度となかった…


あたしは母親に電話をかけた。「もしもし。あんた今どこにいるの?」と母親は半分怒りながら心配そうだった。「…大阪…」とあたしが言うと少し間があき、母親はすぐ帰ってくるように大阪の知り合いに連絡をとってくれた。

母親の知り合いが迎えに来てくれ2日間ほどあたしの事を考えてくれて泊まらしてくれた。そして地元行きのバスに乗せてくれた。


たった3日間くらいだったのにすごく久しぶりに帰ってきた気がした。家に帰ると母は何も言わなかった。あたしも反省し、相変わらず学校には行かなかったけどおとなしくなった。