「なんで?沙弥なんかした? いきなり別れるなんて言わないでよ……。悪いとこがあったなら直すから……」 「お前が悪いとかじゃねぇよ。俺が悪いんだ。ごめんな……。俺なんかよりいい男いるから」 「やだ…でも……、もう何言っても無理なんでしょ……?」 「ごめん」 「なら理由だけ教えて?言ってくれたらちゃんと諦めるから」 「俺ほんとはずっと好きなやつがいたんだ、まじごめんな」 「わかった。言ってくれてありがと。ばいばい、」 彼女は泣きながら屋上を出てった。