そのときも隼人は 目を細めてこんな風に 興奮して綺麗と言っていた。 あの頃と何も変わらない姿に 懐かしく感じながら 隼人のことを見つめていた。 「昔もこんな景色見たことあるよな」 「…あったね。隼人も覚えてたんだ」 隼人も覚えててくれてたんだ。 なんか嬉しいかも。 「っ…っ覚えてるよ。あんときの景色まじ最高だったし!」