「………彩」 翔空に名前を呼ばれただけなのに心臓がうるさい……… 「俺さ、明日…「私ね…………翔空が…………翔空のこ、とが…………好き………なのっ………ヒック……」 フワッ…… 抱き締められるのは二回目だね………… こんなに安心するなんて自分でも思わなかった。 「彩、ほんと?」 「翔空に嘘つかないよ………」 翔空がいなきゃ、私が私じゃいられない………