血溜まりの中で…眠る。

「…あんた、こんな夜中に何してるのよ?」
私は、とりあえず話を変えてみることにした。



こんな奴が、自殺をするような人間には思えないし…。


魔物達は、死んだ人間にしか興味が無いから、危害が加わる訳ではないから安心だけど…。


すると、さっきまで楽しそうに笑っていた少年の表情から笑顔が消えた…。


「…俺の友達が、自殺したんだ…ビルの屋上で」




ハッ…と気づいた。
私は、その少年の友達を少し前に見ていた…。


…無残な姿で死んだ彼を…。



あれは、この少年の友達だったのか。