さよなら。 黒い服を着て、車へ乗る。 目の前で焼かれる昇吾の骨を、ただ見ていた。 最後の・・・1つ。 大切な・…右手。 「いや、やめて! お願い、やめて! 昇吾を返して。」 「やめなさい、凌」 「嫌だ。 やめて、右手は。 返して・…」 崩れおちたからだ。 少しずつ・・・なくなる形を、涙を流して、みた。