出そうになる涙を、 力を入れて抑える。 「昇吾、 ありがと、ね? 短い間だったけど、彼カノでいれてよかった。 昇吾の彼女でいることが、誇りで。 昇吾が彼氏だっていうのが、 自慢!」 アハッと少し笑う。 後ろで、昇吾のお母さんは泣いていた。