「マジかよ…-」



「監督、お久しぶりです。
・…手紙、いいでづか。」



「あ、あぁ。
体は平気か?」



「おかげさまで。」





二コリッと笑う昇吾が長い髪の間から見えた。





監督から昇吾へ。





ゆっくりと、
手紙が渡った。