やめて。 やめてよ! 信じることができなかった。 目の前で叫び、涙を流す昇吾。 「やめて!!」 「・・・凌香。」 「私が笑顔出れるのは、昇吾? 昇吾…! 生きてるからだよ、昇吾が。 わらっているからだよ。」 死を望んではほしくない。 たとえ終わりが近くても、 生きることを諦めないでほしいの。