「凌香先輩・…-」 「ん?」 「これ・…すいません。」 「ん?」 目の前にはレギュラー入りした1年生。 今はピッチャーでエースの拓也くん。 「どうしたの?」 「・…昔、部室で見つけて。 仲を読んだら、すごく勉強になって。」 と1冊のノートを差し出してきた。