「昇吾くんに教えてあげてほしい。今日で、 ちょうど2年。彼はしるべきよ。自分の忘 れているモノ、それが自分にとって。ど れだけ必要なものか。」 つらかった。 本当はつらくて、苦しい。 けど、気付いてほしいとも思った。 いいわけない。 この先。 野球の記憶を隠して、過ごせる なんてこと。 できないと思う。