「けど、もう2年だろ。昇吾が入院して。 あのまま、ずっとあの病室にいるなんて 不可能だろ?」 「知ってる…-。中井先生も言ってたし。 野球を見ず、自分の大切なタカラを失ったまま。 彼を生きさせるわけにはいかない。」 そう。 昇吾は自分の本当を、しるべきなんだ。 今より苦しむかもしれない。 けれど、 昇吾の気持ちでもしかしたら。 元に戻れる希望も見える。