「元の昇吾だぁー♪」 「は?当たり前だし、何いっちゃってんの?凌?」 目からは温かいものがこぼれた。 それを昇吾は自分の指先で、拭い、私は腕の中へ吸い込まれた。 「心配掛けて・…ごめん。凌…-、ありがとな。」