次の日、平凡に可憐と話している・・・



昨日のメールはどんな意味だろ・・・



「おーいっ!西川~」



ん?  角先生だっ!



「はい」




「今から生徒会があるんだが副会長の吉川が風邪で休んだから代わりに
出てもらえないか?」




・・・まじですか?

・・・ホントですか?

・・・嘘じゃないですか?



「んじゃ、あとは頼むぞっ!」


「はいっ!!」




嬉しい~泣



だって、だって、だって、生徒会には・・・



ガラガラ。


「おうっ」



日向がいるから~!!


どうして日向君が生徒会長と言うと・・・



時をさかのぼること4月・・・



「はーいっ!今からこのクラスの会長と副会長を決めるぞ~」


皆のテンションが一気に下がった・・・



だってこの学校の生徒会室にはオバケが出るって言う噂だから・・・

怖がって女子は誰も手を挙げない。



なかでも一人・・・勇者がっ!




「はいっ!俺しますっ!」



誰?こんな勇気がある奴・・・って、日向?!



そんなに勇気があるなんて。・・・カッコいい・・・。



「あっ、あたしもやっぱやろうかな。日向君がいるなら・・・」


そう言ったのが、クラスの中で一番金持ちのセレナちゃん


「あっ、あたしもそう思ってたのに!!」


そう言ったのが可憐。


「んじゃ。俺様もしようかな~クラス会長に~立候補しよかな~」・・・

そう言ってクラスがシ―ンってなった俺様系で天然な恭哉君。



「んじゃ、俺も」

「俺も」

「あたしも」

「うちも~」



っとなんか面倒なことに・・・そんな感じになって


「うるさいなっ!それじゃ、じゃんけんできめましょう」


そう言って一気にクラスの反乱を止めさせたのが、


吉川真未ちゃんだった・・・この子も日向君狙いかな・・・