「もう、体は大丈夫?」 「あっ。あの時は おせわになりました。」 ペコって頭を下げる。 先生に忠告されてたから お礼もちゃんと言えて無かった。 「いやいや。それほどでも。」 藤堂君がはにかむ。 藤堂君ってこんな風に 笑うんだ。 「ちょっと、風に当たりに 行かないか?」 「えっ。 う~ん。」 先生を横目で確認。 相変わらず、女子の輪の真ん中で ニコニコ笑ってる。 「いいよ。」 わたしは、藤堂君と歩き出した。