「希愛・・・。」 先生に名前を呼ばれる度に 自分の名前が好きになっていく。 くちびるから伝わってくる 先生の体温。 手と手を絡め、 舌と舌を絡め 心まで絡んでいく。 先生のくちびるが 首 鎖骨 そして・・・。 パジャマのボタンが ひとつ、 またひとつとはずされていく。 不安と緊張がいっきに 襲ってくる。 触れ合う 肌と 肌。 先生が全身に優しく KISSしてくれる。 手の指先。 足の指先。 全身で先生のKISSを 受け止める。