LOVE ♥LOVE♥LOVE   俺様教師が旦那さま!?

 
 「泣いてるのか?」


振り返ろうととする先生を
背中から強く抱きしめた。




 「希愛を泣かせてるのって
俺だよね?」


先生の手が

腕をまわしてる
わたしの手に重なった。




強く握られる手から
先生の体温が伝わってくる。




 「先生、抱いてください・・・」





 「希愛、焦らなくても・・・
ゆっくりでいいから・・・」





 「今、先生に抱かれたいんです。
今じゃないとダメなんです。」



止まらない涙。


涙声のまま


先生の背中に伝えた


わたしの勇気。




先生・・・・