「もう寝ろ。」 突き放すような先生の声。 わたしに背を向けて 先生が 部屋を出て行こうとする 先生の手がドアノブにのびる。 「行かないで!!」 先生の背中に抱きついた。 大きい先生の背中。 暖かい。 なぜなんだろう。 涙が止まらない。 ただただ、先生が大好きなんだよ。 上手く伝えられなくてごめんね。 先生ごめんね。