LOVE ♥LOVE♥LOVE   俺様教師が旦那さま!?


 「希愛は何も心配しなくて
いいから。俺がついてるから。」





 「先生・・・。優衣は?」





 「朝倉ならわかってくれるさ。
俺にはお前がいる。 朝倉の
気持ちがもし本物でも受け止めて
あげることは出来ない。」




 「優衣にはなんて言ったの?」




 「気になるか?」




 「それは・・・だって・・・ね。」




 「俺には奥さんがいる。お前は生徒の
ひとりとしてみんなと同じように大切に
思っているって言ったけど・・・」



 「優衣納得した?」





 「さぁな。 時間はかかるかもな。
それよりお前もどういうことなんだよ。」




 「何が???」




 「藤堂だ。」




 「だから、何にもないってば。」

ふてくされてみる。



 「抱きかかえられて、手握られて
それでも何にもないって
言えんのかよ。」




 「そんなこと言ったってわたし
の知らない間のことだもん。」





 「いいか。 藤堂には近づくな。
お前は俺だけ見てる。
絶対近づくな。」



 「先生こわ~い。」




 「わかったな。」


先生が強引に体を引き寄せる。



バランスが崩れ先生の膝に
崩れ落ちる。




先生の長い指がわたしのくちびる
をなぞる。




強引に顎を持ち上げ、くちびるを
重ねてくる。




いつもとはちがう強引なkiss。



甘いkissとはほど遠い。



荒々しく重なるくちびるは
先生の舌先を抵抗する
暇もないまま、受け入れる。



ねっとりと絡み合う
舌と舌。



今まで味わったことのない
ビリビリッとした感覚が
全身に電流のように流れる。