「むっ無理です。 」 差し出された婚姻届と ボールペンを先生に両手で 押し戻した。 「俺の事嫌い?」 嫌いなんてそんな・・・。 どちらかというと好きです。 でも・・でもこんな急展開 わたしがついていけてなくて。 「俺は赤月・・いや希愛の ことずっと見てたんだけどな。」 希愛って!! 先生!! 先生に名前で呼ばれて はずかしい気持ちと 照れくささで、頬が 熱くなっていくのがわかった。 きっとわたし顔真っ赤だよ。