「朝倉、いつかはちゃんと
話さないといけないことだったんだ。
今から話す事は朝倉が
記憶を失った事と関係している。
だから、ちゃんと聞いてほしい。」
先生が真剣なまなざしで優衣と
向き合う。
「わたしの記憶・・・。」
優衣をまた傷つけてしまう。
「俺と赤月、いや希愛は
結婚しているんだ。
お互いの学園が合併して
それを期に結婚した。
その頃君は俺に好意を
示してくれていた。
だから君は希愛のペンダント
のリングを見てふたりの関係に
気付いて、ショックをうけた。
そして君は、引きとめる俺を
無視して、崖から転落。
記憶を失った。
野外キャンプ
の夜の出来事だ。」
「そっそんな。 わたしは
ずっと潤を好きで、わたしが
先生を??? 本当なの希愛?」
「うん。 優衣は先生の事
本当に好きだったとおもうよ。」
「そんな・・・。」
「ごめんなさい。 優衣。
ずっと謝りたかった。
優衣はこのリングを見てわたしと
先生の事きづいたの。」
わたしは、ネックレスを外して
優衣の手に乗せる。
先生も、優衣に左手の薬指
を見せる。
ペアの結婚指輪が光る。
「わたし・・・そう。
頭が・・・。」
「優衣!! 優衣大丈夫!!」
優衣が頭を抱える。



