LOVE ♥LOVE♥LOVE   俺様教師が旦那さま!?


久々の教室の空気


 「おはよう。 もう
大丈夫なの?」


みんなの暖かい声。




 「早く!!早く!!」


優衣が手招きをする。



優衣の後ろの机。


わたしの席。



 「赤月が休みの間
俺がけっこう使わせて
もらってたんだけど・・・」



潤君が照れくさそうに
わたしに話しかける。



 「全然いいよ。 こっちこそ
潤君にはお礼を言わなくちゃ。
優衣にわたしのこと説明して
くれたんだよね。
ありがとう。」




 「だって、赤月と優衣って
俺から見ても焼けるぐらい
仲良かったのに、それ見れないのも
なんか寂しくて・・・。」



 「希愛、潤っておせっかいなところ
あると思わない?」


優衣が潤君を指さす。



 「おせっかいはないだろう!!
優衣コラ!!待て~」


優衣が潤君から逃げる。


教室中を走り回るふたり。



なんかうらやましい。



こんな風にまた優衣と
過ごせるなんて
思ってなかった。