「希愛は司君の事よく 知ってるよな。」 パパが満足そうな笑みを浮かべ 問いかける。 「ぅうん。担任の先生。」 何!! いったい何よ!! 「そこでだな。 わしらからの プレゼントだが・・・。」 パパが一枚の紙をわたしの 目の前に差し出した。 わたしは自分の目を 疑った。 何度も何度も確認するように その文字を頭の中で読み返す。 まちがいない!! エーーーー!!!!! わたしは、思わず立ち上がり その紙をプルプル震える両手で 持ち上げた。