LOVE ♥LOVE♥LOVE   俺様教師が旦那さま!?


 「息子もそろそろと
思うんだけど・・・。」

おじさまが玄関先を見渡す。


外灯で照らされた範囲には
それらしき人影は
見当たらない。


 「おじさま、どうぞ。
中でお待ちになって。」



来客用のスリッパを勧め
リビングに案内した。



おじさまにいただいた薔薇が
いっきにリビングを華やか
にする。



あま~い薔薇の香りが
リビング中に広がる。



 「ありがとうございます。
 おじさま。 お部屋にも
 飾ってきますね。」



両手いっぱいの薔薇を抱え
階段を駆け上る。