先生と夏休み




あれ…




先生寝てる…



部屋には左之先生がいて

窓の近くの椅子に腰掛けながらスヤスヤと眠っている



ど、どうしようかな…



「先生ぇー…?」


って顔の前で手をヒラヒラさせても、まったく起きそうな
気配がない…


「はぁ…」


せっかく意気込んできたのに
むだ足だったな…


って、思ったときだった



―…グイッ!!


「きゃっ?!」