『どうした?わっ…鼻血じゃん…!』 奈々のバカっ!! みんな先生に注目してたから あたし今すっごい見られちゃってるじゃん…! 『ごめん、抜けるわ』 そう、バスケをしてた人たちに言うと 『立てるか?』 あたしはコクコクと 顔を真っ赤にして頷くと 先生はあたしの腕を引っ張って 体育館をあとにした…