「そうかな…?…っと あたしちょっと先生に報告…っ」 「美桜っ…?どうしたの?」 「がっかり…されたりしないかな…あたし…」 あたしの作り笑いはもうダメだった 両目から涙が溢れた たかが学力テストだけで って思われるかもしれない… でも、あたしにとって 先生とのデートというより 先生に褒められたかった 先生に認められたかった また頭撫でられたかった ただそれだけなんだ…。